潜水艦に瑞祥動物は不向き(Japan In-depth)

【リンク先抜粋】
■ 由緒艦名が少ない だが、瑞祥動物名の採用は失敗した。 理由の第1は由緒艦名の少なさだ。瑞祥動物の殊勲艦名は2隻あるいは4隻と案外に少ない。 文句なしの殊勲艦は2隻だけだ。「蒼龍」「飛龍」だけだ。正々堂々と戦って沈んだ「瑞鳳」「祥鳳」を足しても4隻だ。 それ以外は不運の印象がつきまとう。「大鳳」「雲龍」(*1)  はあきらかにそうである。また建造や改修の経緯から「龍鳳」も近い印象がある。この3隻は使いにくい。(*2) その他は瑞祥動物では括れない。 殊勲艦で示すなら「赤城」「加賀」「瑞鶴」「翔鶴」はそうだ。前二者は山岳名と律令国名、後二者は吉祥だが実在動物である。 それに次ぐ活躍をした六隻も同様である。「隼鷹」「飛鷹」も実在動物に近い。「鳳翔」と「龍驤」は形容詞的艦名である。「千代田」「千歳」は縁起地名ともいうべき艦名だ。 瑞祥動物では掛け値なしの由緒艦名は4隻分しか確保できないのである。旧空母名すべてを踏襲しても7隻しかない。吉祥動物として鶴と鷹を含めても11隻しかないのだ。 対して潜水艦保有数は24隻まで増加する。その点で潜水艦に由緒艦名を与えるには不適当な命名基準なのである。

続きはこちら

(2020/08/28)