核のごみ問題「公開で議論できる場を」 隣接町村の住民が要望 北海道寿都町(HBCニュース)

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 いわゆる“核のごみ”の処分場選定の事前調査に応募を検討している後志の寿都町の問題。隣接するマチの住民が、28日、情報提供や公開の場での議論を求める要望書を提出しました。  28日、寿都町を訪れたのは、隣接する島牧村や黒松内町などの住民が設立した「北海道子育て世代会議」です。  このグループは、寿都町が検討している事前調査の応募に対し、子どもも含めた道民が、公開で議論できる場をつくるよう求めていて、実現されない場合は反対するとしています。  「島牧村にしても黒松内町にしても、どこの市町村でも一緒の課題なので、行政や町長たちに丸投げするのではなくて、私たち自身も一緒に考えていく場をつくりたいという思いから立ち上げさせていただきました」(北海道子育て世代会議・宍戸慈共同代表)  片岡春雄(かたおか・はるお)町長は「賛成反対の前にみんなで考えて全国に広げましょう」とグループを歓迎。1時間半にわたって話し合いに応じました。  「私の思いを少しでもみなさんに伝えたい。一石を投じた意味も伝えたい。この輪が広がっていただきたいなというのが私の一番の思いなものですから、町内も町外も同じ」(寿都町・片岡春雄町長)  片岡町長と住民グループは、地域の将来について広く議論することが大切という点で一致し、今後も話し合いが続けられます。

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(2020/08/28)