フェラーリの自動車保険の“リアル”な現実とは? 想像するより安いのか、それとも高いのか(連載:29歳、フェラーリを買う)(GQ JAPAN)

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7月上旬、1通の郵送物が届いた。開封すると「自動車共済契約終了のお知らせと継続契約の共済掛金振込のご案内」と、記されている。 我が360モデナは、去年、自動車保険の見直しに伴い、JAの自動車共済に加入した。ほかの損保や共済と比較したとき圧倒的に安価だったのだ。 以前は、損害保険ジャパン日本興亜(当時)の自動車保険(長期契約)に加入していた。しかし、契約期間中の単独事故に伴う等級ダウンによって、保険料が大幅にアップすることが判明! 更新前は「20等級、事故有係数適用期間※0年」だったので年間16万6680円だったものの、「19等級、事故有係数適用期間2年」になるため26万1310円と、算出された。 (※事故有係数適用期間:契約期間中に事故があった場合、継続後の契約に「事故有の割増引率」を一定期間適用する、この「事故有の割増引率」を適用する期間(契約期間の初日における残り適用年数)を「事故有係数適用期間」と、言う。) 約10万円のアップは、致し方ないのか? 当時、車検整備に100万円ほど費やした直後だったので、できる限り出費は抑えたかった。そこで、各社に問い合わせ、見積もりを依頼した。 が、損保各社の見積もり結果にそれほどの差はなかった。これほど差がないのか! と、ショックを受けたのを覚えている。大学時代に所属していたボート部の先輩で、某損害保険会社に勤める“その道のプロ”に訊くと「自動車保険なんて仕組みは一緒だから、どこの会社も保険料は大して変わらないよ。フェラーリに限らず、あらゆるメーカーでおなじことが言えるよ」と、述べるので、「なるほど、10万円アップはしょうがないのか……」と、覚悟を決めた。 そんなとき、編集部の先輩から「共済系の自動車保険は安くなるって聞いたよ!」と、有力な情報を入手。早速、自動車保険を扱っている全国労働者共済生活協同組合連合会(こくみん共済)と全国共済農業協同組合連合会(JA共済)に、問い合わせた。前者は車両保険が最大230万円までしか設定出来ず諦めた。 いくら20年落ちの360モデナとはいえ、これでは、市場流通価格を大幅に下回る。新車価格をもとに減価償却を考慮し算出しているため、その価格に市場での“プレミア”は反映されないそうだ。 後者では車両保険を750万円まで設定出来るとのこと。対人・対物賠償などの条件も、損害保険ジャパ

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(2020/08/28)