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　28日(金)の午後3時にフィリピンの東で台風9号が発生しました。来週は日本に影響を及ぼすおそれがあるため、今後の最新情報にご注意ください。 　29日(土)は北海道の日本海側北部で大雨のおそれがあります。そのほかの各地は広く晴れますが、午後を中心に急な雷雨に注意が必要です。 　また、全国的に真夏日となるなど厳しい暑さが続き、東日本や西日本では35℃以上の猛暑日となる所があるでしょう。体調管理にもご注意ください。 　台風9号はフィリピンの東を発達しながら北上し、31日(月)から9月1日(火)ごろにかけて、非常に強い勢力で沖縄に接近する見込みです。 　沖縄では暴風や高波のほか、台風の進路等によっては大雨・高潮のおそれがあります。今後の最新の情報に注意をし、早めの台風対策をお願いします。 　29日(土)の午前中は、北海道北部に前線の発達した雨雲がかかり、日本海側を中心に激しい雨の降る所があるでしょう。午後は北海道のほか、東北にも前線の雨雲が南下し、降り方の強まる所がありそうです。29日(土)の夕方にかけて予想される雨の量は、北海道日本海側北部の多い所で100ミリとなっています。土砂災害や河川の増水などに十分ご注意ください。 　また、東日本から西日本は高気圧に覆われて広く晴れますが、雲のもととなる湿った空気が流れ込みそうです。 　気温が上がる午後を中心に大気の状態が不安定となり、にわか雨や雷雨となる所があるでしょう。 　局地的には、1時間に30ミリ以上の激しい雨が降るおそれもあります。低い土地の浸水や竜巻などの突風等に気を付けてください。 　厳しい暑さが続き、最高気温は全国的に30℃以上の真夏日、東日本から西日本では35℃以上の猛暑日となる所も多いでしょう。 　熱中症に厳重な警戒が必要です。暑さを避け、喉が渇く前に水分を補給するなど、熱中症対策をお願いします。 （気象予報士・宮崎由衣子）

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(2020/08/28)