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大野知事は28日午前加藤勝信厚生労働大臣とWEB会議を行い、新型コロナウイルス感染症対策に関する緊急要望を行いました。 28日のウェブ会議で大野知事は新型コロナウイルスについて、感染法上の位置づけを現在の2類感染症相当から、低い分類に見直すことが検討されていることについて「位置づけの見直しは慎重に対応して欲しい」と要望しました。 その上で、大野知事は「新型コロナウイルスを危険度の低い分類に見直せば検査や入院に自己負担が生じ患者の協力を得られないケースが増える」と指摘し、「現在でも宿泊施設への入所を拒否する無症状や軽症者はいるが、入所を勧告する権限は知事には無い。見直しで国の権限が無くなるならば、知事に一定の法的権限を与えて欲しい」との要望も合わせて行いました。

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(2020/08/28)