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　安倍晋三首相が突然の辞任を表明した２８日、首相が例年静養に訪れていた山梨県内の飲食店主は、その労をねぎらった。 　安倍晋三首相は例年、大型連休や夏休みに山梨県鳴沢村の別荘で静養し、富士桜カントリー倶楽部（富士河口湖町）などでゴルフを楽しんでいたが、今夏は見送っていた。 　夜は近くの飲食店で知人や家族らと山梨の食を楽しんでいた。富士吉田市上吉田の「炭火串焼Ｉ・Ｗ（アイダブリュ）」はお気に入りの店。 　店主の渡辺勲さん（４２）によると、２度目の首相に就任する前から年に３回程度訪れていたという。「首相はいつもお任せで注文しますが、レバーやハツが好物です」と話す。 　最近訪れたのは昨年７月２５日。「そのときは、とても食欲があってお元気でした。残念ですが、健康が一番なので辞任は仕方ないと思います。体を大事にしていただいて、また来店していただくのをお待ちしています」と語った。

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(2020/08/28)