瀬戸大也、半年ぶり実戦「スイッチ入る」自己ベストに3秒差(産経新聞)

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 水泳の早慶対抗水上競技大会が28日、東京辰巳国際水泳場で行われ、競泳男子で東京五輪代表に内定している瀬戸大也(ANA)が早大OBとしてオープン参加し、200メートル個人メドレーで自己ベストから3秒07遅れの1分58秒62で泳いだ。瀬戸は2月のコナミオープン以降、半年ぶりの実戦レースとなった。  男子200メートル平泳ぎは慶大2年の佐藤翔馬(東京SC)が2分8秒38の好タイムで1位となった。      ◇  2月以来、半年ぶりとなる実戦は自己ベスト(1分55秒55)から3秒07遅れた。瀬戸は「死ぬほどきつかった。練習不足」と苦笑しつつ、「今の状況を踏まえれば合格ライン」と手応えを口にした。  昨夏の世界選手権で個人メドレー2種目を制覇した。好調を維持し、五輪金メダルを射程に捉えた中で東京五輪延期が決定。「正直、自分を見失っている」と吐露するほど、しばらく練習に身が入らなかった。  5月に埼玉栄高時代の同級生でもある浦瑠一朗氏を新コーチに迎えた。まだ万全ではないものの、「徐々にやろうかなという気にはなっている感じ」と浦コーチも太鼓判を押す。この日は後半に失速したが、「しっかりやれば戻ってくると確認できた。焦りはない」と瀬戸らしい前向きな言葉が並んだ。  もっとも、大きな収穫はレースならではの高揚感を得られたこと。会場入り前からドキドキしていたといい、「緊張感が湧き出てきて、やっぱり自分はレースが好きだなと感じた。実戦に出て、スイッチが入る感じがした」と瀬戸。東京五輪へ向け、大きな刺激を受けるレースとなった。(川峯千尋)

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(2020/08/28)