米大統領選 トランプ氏「安全、尊厳、平和」の内政方針(産経新聞)

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 トランプ米大統領は共和党の候補指名受諾演説で、内政運営に当たっては「法と秩序」の維持を重視する方針を示し、「私が大統領である限り、全ての米市民が安全かつ尊厳を保ち、平和のうちに生きる絶対的な権利を守る」と明言した。  その一環として「警官の採用を増やし、犯罪率の高い地域に検察官を投入する」とし、治安対策に力を入れる立場を強調した。警官への襲撃は厳罰化するとした一方、警官が犯罪者になった場合には「司法制度に基づいて完全に責任を負わせねばならない」と述べた。  「あらゆる人種、宗教、肌の色、信条を持つ市民にとって平等な司法」を確保するとし、検察官や判事の任命に際しては「政治課題でなく法の執行を信奉する人物を選ぶ」とした。  「米国の価値」の中核には、信仰の自由があるとも主張した。「生まれる前か後かに関わらず、全ての子供には神から授かった生きる権利がある」と述べ、人工妊娠中絶に反対の立場を示した。また、憲法修正2条に基づき銃器を保持する権利を支持するとした。  ニューヨークやシカゴなど不法移民に寛容な「聖域都市」は認めないとし、「不法移民ではなく、米国民のために医療保険を使う」と強調した。  医療福祉分野では、高齢者や障がい者向け公的医療保険(メディケア)と社会保障を維持する。既往症のある患者の医療保険加入をめぐり、「そうした患者を常に強く守る」のが共和党の総意だとした。処方薬の価格や医療保険の掛け金を下げ、「高額の医療費の突然の請求をなくし、医療費に透明性を求めていく」とも訴えた。  「米国は誰にでも成功する機会のある、並外れた国であることを伝えたい」。トランプ氏はこう述べ、愛国心を育む学校教育を取り戻すとしている。

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(2020/08/28)