【スーパーフォーミュラ】公式テストでトップの関口雄飛「まだまだ解消しなければいけない問題がある」(motorsport.com 日本版)
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ツインリンクもてぎで行なわれた全日本スーパーフォーミュラ選手権の公式テスト。最後にライバルを上回る速さをみせた関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)は手応えを感じつつも、解決したい問題も同時に抱えていると語った。
スーパーフォーミュラもてぎ公式合同テスト|タイム結果
コロナ禍の影響で開幕が遅れていた2020年シーズンのスーパーフォーミュラは、今週末にツインリンクもてぎでついに開幕を迎える。各チームとドライバーが3月下旬の富士テスト以来、約5ヵ月ぶりとなるため、8月28日(金)に公式テストという形で走行機会が設けられた。
それでも昨年参戦していたドライバーたちはブランクを感じさせない走りを披露した。そこで最後に新品タイヤでトップタイムを記録した関口は、まだ伸び代はあると語りつつも全体的に良いバランスで走れたという。
「比較的、最初の方からトップの方にいることができました。持ち込みセットの段階から良いバランスだったので、路面コンディションに合わせて少しずつ改善していきました。ただ常に0.2~0.3秒くらいダンディライアンが速い状態でした。最後に僕が新品タイヤを履いたときに超えることはできましたけど、明日に向けて直さなければいけないところはいっぱいあるので、まだまだ伸び代はあると思っています」
「その一方で、改善を試みていたものが1日を通して解消されなかったので、不安といえば不安です。セッション中はなかなか考える時間がなかったですが、エンジニアさんが明日に向けて良いアイディアを出してくれると思います。それで明日良くなっていれば良いなと思います」
もてぎでは常に好結果を出しているTEAM IMPUL。昨年も平川亮がもてぎ戦で優勝を飾っているが、関口はその時のセットアップを参考にして今週末に臨んでいるとのこと。それが今のところはうまくいっているようだ。
「昨年は僕が全然ダメだったんですが、平川選手が優勝しています。今回は2台体制の強みということで、昨年調子の良かった“平川ベース”のセッティングをもとにしています。それが良い方向にいって助かりました」
現在、スーパーGTでも安定した走りでランキング首位につけている関口。このスーパーフォーミュラでもしっかりと開幕戦で好結果を残すべく、予選Q3進出を目先の目標にしてマシンの煮詰めていき