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借金の返済を免れようと、宮城県大崎市の住宅に放火し住人の男性を焼死させたとして女が逮捕された事件で、借金の額は約1000万円だったことが分かりました。 強盗殺人と現住建造物等放火の疑いで逮捕された大崎市古川の無職、岩崎恭子容疑者（45）の身柄は28日、仙台地検に送られました。 警察によりますと、岩崎容疑者は今年1月、大崎市古川の菊地稔男さん（当時72歳）から借りた金の返済を免れようと菊地さんの住宅と作業小屋に火をつけて全焼させ、菊地さんを殺害した疑いが持たれています。 岩崎容疑者はここ数年の間に菊地さんから複数回にわたって金を借りていて、借金の総額は約1000万円に上ることが警察への取材で分かりました。 岩崎容疑者の自宅と菊地さん宅は約7キロ離れていますが、岩崎容疑者とみられる女が、ここ1、2年の間、菊地さん宅を車で訪れる姿が頻繁に目撃されていて、警察が事件の経緯を詳しく調べています。

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(2020/08/28)