マイクロソフトの TikTok 買収、「不干渉」が成功のカギ:LinkedInのときと同様に(DIGIDAY[日本版])

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Facebookは、インスタグラム(Instagram)を自社の広告プラットフォームに取り込み、ヤフー(Yahoo!)はTumblr(タンブラー)で同じことを試みて失敗した。一方マイクロソフトは、LinkedInの広告事業をほぼ手付かずのまま放置してきた。ハル氏はこの事実を「買収後のLinkedInの成長と成功の大きな理由」に挙げている。マイクロソフトは2016年、ビジネス特化型のソーシャルネットワークであるLinkedInを買収した。 買収が完了した2016年12月の時点で、LinkedInの登録ユーザー数は4億人だったが、2020年7月現在、7億600万人まで増加している。マイクロソフトは収支報告でLinkedInの売上を発表していないが、直近の四半期売上は前年比10%増、その前の第4四半期は21~25%増だったと述べている。 マイクロソフトがLinkedInをほぼ手付かずにしてきたことは、マイクロソフト自身が広告事業を縮小した影響がある可能性が高い。マイクロソフトは2010年代半ばまで、オンライン広告市場の支配権を巡り、Googleと争っていた。2007年にはアドテク企業のアクアンティブ(aQuantive)を63億ドル(約6800億円)で買収したが、5年後、投資額とほぼ同等の評価損を計上し、2013年2月、アクアンティブの広告サーバー、アトラス(Atlas)をFacebookに売却。そして2015年6月、直販部門をAOLに譲渡し、ディスプレイ広告事業から事実上撤退した。 エージェンシーのPMGで、プログラマティックメディアディレクターを務めるジャスティン・スカボロー氏は「マイクロソフトの広告セールス担当者からは、何年も電話がない」と語る。

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(2020/08/28)