コロナ関連破たんは全国累計437件 千葉が10件に達する(東京商工リサーチ)

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 8月27日は17時までに、「新型コロナ」関連の経営破たん(負債1000万円以上)が4件(倒産4件)発生、2月からの累計は、全国で437件(倒産381件、弁護士一任・準備中56件)に達した。  なお、集計対象外だが、負債1000万円未満のコロナ関連の小規模倒産は17件判明している。  月別推移では2月2件、3月22件から4、5月は80件台に急増した。6月は単月最多の103件が発生したが、7月は80件と減少。8月は26日までに63件と、前月をやや下回るペースで推移している。  緊急融資や金融機関のリスケ対応などの各種支援に依存しながら経営を維持している企業は多い。悪影響が長引けば長引くほど、事業環境の悪化に耐えきれず、体力の乏しい企業から脱落は避けられない。引き続き、コロナ関連破たんの動向も予断を許さない状況が続いている。 【都道府県別】 ~ 高知県を除く46都道府県で発生、東京都が111件で突出 ~  都道府県別では高知県を除く46都道府県で発生している。  このうち、東京都が111件(倒産97件、準備中14件)に達し、全体の4分の1(構成比25.4%)と突出。以下、大阪府42件(倒産35件、準備中7件)、北海道25件(倒産25件)、愛知県21件(倒産20件、準備中1件)と続き、千葉が10件(倒産7件、準備中3件)に達し、10件以上の発生は11都道府県となった。  27日は、東京五輪で米国バスケットボールチームの送迎予約を確保していた千葉県の貸切バス事業者が破産した。新型コロナの影響で、主力だったインバウンド需要が消失し、東京五輪の延期も影響した。 【業種別】 ~ 飲食業が65件で最多、アパレル関連51件、宿泊業43件で続く ~  業種別では来店客の減少、休業要請などが影響した飲食業が65件で最多。次いで百貨店や小売店の休業が影響したアパレル関連(製造、販売)が51件、インバウンド需要消失や旅行・出張の自粛が影響した宿泊業が43件と、3業種が突出している。このほか、飲食業者向けなどの売上減少が影響した飲食料品卸売業も24件発生している。 【負債額】  「新型コロナ」関連破たんのうち、倒産した381件のなかで負債が判明した378件の負債額別では、最多が1億円以上5億円未満で154件(構成比40.7%)。次に、1千万円以上5千万円未満94件(同24.8%)、5千万

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(2020/08/28)