山口俊メジャー初勝利…2番手で4回1失点、ドリス&バース“日の丸”リレー日本人38人目の勝利投手(スポーツ報知)

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◆メジャーリーグ ブルージェイズ9―1レッドソックス(26日、バファロー・セーレンフィールド)  ブルージェイズ・山口俊投手(33)が26日(日本時間27日)、メジャー初勝利を挙げた。本拠地・Rソックス戦に2点リードの3回から2番手で登板。8登板目で最長の4回を投げ、2安打1失点の好救援だった。4回にモアランドにソロを被弾。1点差に迫られたが、テンポのいい投球でリードを守った。7回は元阪神のドリス、8回は元日本ハムのバースが無失点リレー。8点差の大勝だった。  「やっとチームが勝っている状況での登板、いいところで使ってもらえるようになったことが、僕自身の通過点だと思っている。まずは、それをしっかりつかんでいくこと。それが一番チームに貢献できることかなと思う」  米国の野球に対応するため、腕の位置を上げるなどして、球速アップを目指した。さらに滑りやすいメジャー球に対応するため、指先の感覚にもより注意を深めた。だが、なかなか結果が出ず「バッターと勝負できていなかった」と漏らし、自分自身との勝負になっていた。開幕から2連敗。昨年巨人で挙げた15勝も思い返し、捕手にも「日本でやってきて成績が出た配球、やはり低めを中心として投げていく」と伝えた。  原点回帰で徐々に調子を上げて8月は6登板で防御率1・54。巨人時代からの決め球、フォークも低めに集めて打者を翻弄した。「アメリカの野球に対応できずに開幕してから苦労しましたけど、自分が取り組んできたことが、結果として出てきているので、間違った方向ではなかったのかなと少しずつ感じている」。日本が恋しくなり、アボカドにしょうゆをかけて、“仮想マグロ”を味わって力にも変えた。徐々に自信を深めている。  ◆38人目の勝利投手 日本人選手でメジャーのマウンドに上がったのはイチロー、青木宣親の野手2人を加え、山口俊が47人目。うち、勝利投手となったのは昨年の菊池雄星(マリナーズ)に続いて38人目となる。

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(2020/08/28)