谷垣前自民総裁が講演「次の衆院選が心配」と危機感(日刊スポーツ)

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自民党の谷垣禎一前総裁は26日、都内で開かれた谷垣グループの研修会で講演し、新型コロナウイルスの問題が収束しない中で行われる可能性がある次期衆院選を念頭に「日本の政治はどうなるのか(という有権者の声が)、如実に表れるのが選挙。次の選挙がどういうものになるのか関心があるというか、心配でございます」と、危機感を示した。 【写真】笑顔を見せる谷垣前自民総裁 今後、新型コロナのコントロールと経済の回復という「二兎(にと)を得なければならない」としながらも「多分、衆院選までに問題は解決しないかもしれない」と、厳しい状況下で選挙を迎える可能性を示唆。「よくよく自分の足元を見つめてほしい」と、所属議員に呼びかけた。衆院議員の任期は、来年10月に迫っている。 谷垣氏は09年衆院選で自民党が野党に転落した後、党総裁を務めた。当時、有権者の信頼回復に向けて「マイクを使わないでもいいくらいの(対話の)会合を何度もやった方がいい」と、故加藤紘一元幹事長にアドバイスされたと明かし「相当、成果を上げた」と、振り返った。 一方で、現状について「代議士というものは、毎週末に選挙区に帰って有権者と対話を重ね、東京に戻る。しかし、みなさん方はこの半年ほど、ほとんど選挙区に戻れない日が続いていると思う」と述べ、コロナ禍で政治家の活動も激変している現実を指摘。 「支持者の反応を、肌で感じることがほとんどできないでいる。この何十年の日本政治で、今までなかったことと思う」と述べ、コロナ禍は国会議員の活動にも大きな影響を与えているとの認識を示した。

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(2020/08/26)