あえてイタリア製セダンを選ぶべき理由とは? ドイツ車とは異なる“やってる気”(GQ JAPAN)

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いわゆるCセグメントのプレミアム・コンパクト・セダンというと、たとえばメルセデス・ベンツ「C180」もBMW「318i」も、ボルボ「S60」も、車両価格は489万円で同一。国産ガイシャのレクサス「IS」は480万1297円。ジャガー「XE」は539万円、アウディ「A4」はもうちょっと安いモデルもあるけれど、2.0リッターの200psとなると、40TFSIの556万円を選ぶしかない。 あくまでカタログ上でのお話とはいえ、ジュリア2.0ターボ・スプリント、460万円というのはきわめて魅力的な価格なのだ。ちなみに、スプリントと入れ違いに、これまでのスタンダード・グレードの、サブネームのつかないジュリアはカタログから落ちている。455万円だったジュリアは受注生産で、17インチだった。新しいジュリア・スプリントはプラス5万円で、18インチになっているから、実質値下げとも言える。 インテリアでは、品質感をアップすべく、8速オートマチックのシフト・レバーをレザーで覆い、センター・コンソールのパネルをヘアライン仕上げの樹脂パネルに変更している。イタリア国旗のトリコロール・カラーがレバーの根元にあしらわれていたりもする。これだけで、グッと色気が増した気がするのはイタリアの人徳ならぬ国徳だ。シンプルなデザインのレザー・シートはさりげなく標準で、シンプルだけれど、ドルチェ・ヴィータな雰囲気を醸し出している。 試乗車はアノダイズド・ブルーという8万8000円のオプションの新色のメタリックで、それに新デザインの18インチ・ホイールが軽快な印象を与える。 ボディ色にはこのほか、白、赤、グレー、黒がある。白、グレー、黒は赤い革内装が標準となる。この青色でも、あるいは赤でも、赤の革内装は受注で生産してくれる。それはそれで、どちらも派手でカッコよさげだ。

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(2020/08/26)