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JR九州が新幹線を使った宅配便荷物の運搬に乗り出します。 車両内の空きスペースを活用して、収入増につなげたい考えです。 JR九州は26日、宅配便の荷物を九州新幹線で運ぶ「貨客混載事業」の協業で佐川急便と基本合意したと発表しました。 博多～鹿児島中央間の上下線を想定していて、これまで車内販売用の商品を載せていたスペースに宅配便荷物を収納した専用ボックスを積んで輸送することを検討しています。 九州新幹線内の余剰スペースを有効活用して収入増につなげたいJR九州と集配効率を高めたい佐川急便の思惑が一致したかたちです。 1年以内に実証実験などを行い、事業実施に向け検討していく方針です。 一方、西鉄も農産物の輸送を行う企業と連携して、高速バスのトランクスペースに九州各地の特産品を載せて運ぶ事業を来月から実施すると発表しました。

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(2020/08/26)