会津が県大会一番乗り 室井5打点、星13K完投(日刊スポーツ)

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<高校野球秋季福島大会:会津8-6喜多方桐桜>◇26日◇会津支部準決勝◇あいづ球場 【写真】県大会進出を決め、父兄にあいさつする会津の選手たち 会津が喜多方桐桜を8-6で下し、県大会一番乗りを決めた。1番の室井勝輝内野手(1年)が3安打5打点の大暴れ。2回表2死満塁では、あえて胸の高さの直球を強振した。「満塁になった後の初球は速いボールが来ると思っていた」。1年生らしからぬ読みで、走者一掃の右越え三塁打を放ち、流れを引き寄せた。投げてはエース星竜也(2年)が11安打6失点も、178球13奪三振の熱投でリードを守った。 創立121周年を迎えた会津地区屈指の名門は、59年のセンバツに出場するなど、今でもOBや地元の期待は大きい。23日に逝去した元衆議院副議長の渡部恒三氏も、過去に野球部後援会顧問を務めた。室井も「勉強も野球も切り替えがすごいと思って」と文武両道の名門にあこがれ入学。チームでは最も遠い南会津の荒海から1時間以上かけて通学するが、勉強も野球も全力投球の日々だ。 17人の小所帯だが、チームワークは抜群だ。「竜也さん(星)に頼ってばかりじゃダメなので、今日は助けられたのが一番です」と室井から言われた星は「頼もしいです。2年も1年も一体になって戦いたい」と一丸を強調した。OBでもある真壁伊佐男監督(55)からは、「磐城と会津はそこまで立場は変わらない。お前らにもできる」と言われ甲子園を意識した。今夏は4強の須賀川に初戦で3-4と惜敗。室井は「県大会でリベンジしたい」と意気込む。次は会津支部を制し、県大会に乗り込むつもりだ。【野上伸悟】

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(2020/08/26)