鹿児島県馬毛島問題 西之表市長が知事を訪問「情報交換を密に」(MBC南日本放送)
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鹿児島県西之表市の八板俊輔市長は26日、塩田知事を訪問し、アメリカ軍の訓練移転候補地の馬毛島を巡る問題について、今後、情報交換を密にしていくことを確認しました。
(西之表市 八板俊輔市長)「情報交換を密にして、連絡をとっていただくようにお願いをした」
東京の硫黄島で行われているアメリカ軍空母艦載機の陸上離着陸訓練について、国は馬毛島に自衛隊基地を整備した上で訓練を移転させる方針で、島の9割近くを所有者から買収しています。
八板市長と塩田知事の会談は非公開で行われ、馬毛島を巡る問題について今後、情報交換を密にしていくことを確認したということです。
また、今月7日に山本防衛副大臣が行った説明について、八板市長は、馬毛島に基地を整備する必要性や具体的な訓練の内容が不明確で、不明な点が増えたと不満を示したということです。
(八板市長)「不明な点が多いので、(西之表市は)その点を質していく作業をする。たとえば海上ボーリング調査は知事の許可がいるので」
一方、塩田知事は「訓練内容や地元の意見を聞いた上で、県として調整を図りたい」として、訓練移転の賛否は明らかにしていません。
国は訓練移転計画に関する住民説明会を種子島で開き、秋ごろに環境影響評価を開始したい意向です。