560SLが1100万円! バブル期のメルセデスが高騰中! ヤナセが手がける極上の中古車とは?(GQ JAPAN)

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販売されたメルセデスは、1989年型「560SL(R107系)」、1991年型「500SL(R129系)」、1991年型「500SE(W126系)」、そして1995年型「E280(W124系)」の4台。もっとも高年式のE280でさえ、生産から既に四半世紀以上の時を経ており、もはや“中古車”というよりは立派な「ヤングタイマー・クラシック」といえるだろう。 ヤングタイマー時代のメルセデスは、数年前に比べると価格高騰の傾向にある。それは全世界的な傾向であり、日本国内も例外ではない。しかし、ヤナセ・クラシックカー・センターが販売する個体には、専門店で販売される同型車の相場価格よりも、さらに高価なプライスが付けられている。 今回でいえば、E280の300万円や500SLの480万円は国内相場価格のプラスアルファ程度かもしれない。しかし、500SEの680万円や560SLの1100万円はいずれも大幅に高いものであり、価格を聞いただけでは、敬遠してしまう向きも多いかもしれない。しかし事情を聴くと、このプライスがきわめて真っ当な設定であるのがわかる。 まず、ヤナセクラシックカーセンターで販売されるクラシック・メルセデスは原則、かつての輸入元だった旧ウエスタン自動車(ヤナセの子会社)が正規輸入し、ヤナセ販売網で顧客に販売した車両に限られるとのこと。新車として販売したのち、たとえオーナーが変遷したとしても、ヤナセ・ネットワーク内でメンテナンスや修理がおこなわれてきた個体のなかから、コンディション良好なものだけが、販売されるという。 ヤナセクラシックカーセンターで業務に携わるスタッフは、これらクラシックモデルたちが現役だった時代をリアルタイムで知る、熟練のマイスター的メカニックが多いという。彼らは販売するときのプライス設定にも関与するとともに、ヤナセの名に相応しいメルセデスに仕立てるために、場合によってはレストアにも近い作業をおこなうという。

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(2020/08/26)