「PINARELLO・PRINCE FX DISK」インプレッションレポート(FUNQ)
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ピナレロのラインナップにおいてドグマに次ぐレーシングバイクとして位置づけられるプリンスシリーズがフルモデルチェンジを果たした。
旗艦モデルのテクノロジーをフィードバックし、ピュアレーシングからホビーレーサーまでを許容するプリンスだが、前作のプリンスFXディスクは昨年登場したばかりだ。つまりこの2021年モデルが2年連続のモデルチェンジとなり大幅な性能向上を果たした。
プリンスFXディスクが短期間の間に2度のフルモデルチェンジを果たしたのはドグマF12の影響にほかならない。前作がドグマF10をベースにしていたのに対してニューモデルでは昨年登場したばかりのドグマF12のテクノロジーがおしげもなく投入された。 最大の変更点はTiCRと呼ばれるシステムの採用によるケーブルの完全内装化だ。ケーブル周辺の空気抵抗を85%軽減した。
さらにフレーム各部の形状もドグマF12と同様の効果をねらいながら、プリンスのターゲットユーザーに最適化した剛性が与えられた。
プリンスFXディスクは、高弾性のT900 3Kカーボンを採用し、ノーマルのプリンスよりも剛性を高めた上位モデルだ。そのブラッシュアップしたポイントを徹底的に掘り下げるとともに、気になるインプレッションをお届けしていこう。