「火曜の男」阪神サンズV打、家族との時間が力に(日刊スポーツ)

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<阪神5-1中日>◇25日◇甲子園 「火曜の男」が試合を決めた。阪神ジェリー・サンズ外野手(32)は3回、陽川の犠飛で同点に追いついた直後、集中力を研ぎ澄ませた。 【写真】声援に応えるサンズ 2死一、二塁。得意の得点圏で、中日小笠原の内角高め145キロ直球をしぶとくとらえた。「陽川選手がしっかり犠牲フライを打ってくれていたので、なんとか続けたらなと」。詰まりながら勝ち越しのV打を右前へ。得点圏打率は4割5分9厘に上昇し、依然セ・リーグトップだ。8回にも左前打を放ち、火曜は8試合で打率5割6分、12打点と曜日別でダントツの成績。カード頭になることが多い曜日に、最高の仕事をしている。 好調の要因は家族の存在だ。試合のない月曜は、愛妻と子供2人との時間を大切にする。「昨日(24日)は子供が学校に通っているので、一緒に行って、少し見て。それから子供たちが野球のスクールがあったので、それを見て公園でゆっくりしてたよ」。普段からモーガン夫人とキャッチボールをしたり、子供に勉強を教える家族ファーストの助っ人は「良い時間になっているよ」と笑顔だった。 20日の巨人戦から4番に座り、本拠地に帰っても続けて起用された。4番として初のV打は、研究熱心の表れだった。16日広島戦(京セラドーム大阪)前の練習。サンズは坂本に打撃アドバイスを送った。「スイングのことだったり、打席での考え方だったり。そういうのを話すことは大事だよ。それからヒントが得られることもあるんだ」。来日1年目。日本の野球へ対応するために、ひと時の時間も無駄にしない。 この日からサンズが本塁打後にベンチ前で両手をひらひらさせるパフォーマンスをモチーフにした「ハッピーハンズ」フェースタオルが発売された。「家族も(タオルを)気に入ってたよ」。アーチでなくても、勝負強い一打で虎党を幸せに包んだ。【只松憲】

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(2020/08/25)