広島佐々岡監督「追いついた」攻撃的タクト勢い示す(日刊スポーツ)

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<DeNA5-4広島>◇25日◇横浜 敗れても、打線の粘りが希望を抱かせた。広島佐々岡真司監督(52)が攻撃的タクトを振るい、序盤の3点ビハインドから追いついた。 【写真】ベンチに引き揚げる広島九里 代打策や機動力を駆使し、巨人戦3連勝の勢いを敵地で示した。最後は回またぎのセットアッパー塹江が、大和にサヨナラ打を浴びたが紙一重の敗戦。指揮官が53度目の誕生日を迎える26日、バースデー勝利を反攻の口火にしたい。    ◇   ◇   ◇ 前進守備の外野を大きく越える打球が、連勝の終わりを意味した。序盤の3点差から追いついて迎えた9回。イニングまたぎとなった塹江が2死一、二塁から投じた初球148キロが浮いた。大和にとらえられた打球は左中間後方に弾むサヨナラ打。歓喜のウオーターシャワーを横目に、広島ナインは肩を落としながら三塁ベンチへ引き上げた。 序盤2回に3点のビハインドを背負った。佐々岡監督は3連勝の流れを止めないよう攻めのタクトを振った。「3点を追いかけないといけないので早めに動かないといけなかった」。5回1死二、三塁から先発九里に代打松山を送った。1死一、三塁からはランエンドヒット。長野は空振り三振も、スタートを切った一塁走者松山がおとりとなり、三塁走者の堂林が生還した。7回は3安打をまとめて追いついた。 最後は先発九里のつけを若きセットアッパーが払わされる結果となった。九里は降板する4回まで毎回先頭に安打を許し、2回は被弾からビッグイニング。前回登板と同じ失敗を繰り返し、暴投や失策もあった。佐々岡監督は「週の頭なので、しっかり長いイニングを投げてもらいたい中で(先制2ランは)1ストライクからの甘いスライダー。この球場で1発を避けないといけない。あの球を見る限り、集中力、慎重さが…ね」と首をひねった。期待して6連戦の初戦となる“火曜日”に起用しているだけに落胆の色は濃い。 連勝は3で止まり、最下位脱出はならなかった。それでもチームの勢いは途絶えていない。「ビハインドからしっかり追いついてくれたし、もう一押しというところ。こういう試合をしていれば。切り替えてまた明日」。26日は佐々岡監督の53回目の誕生日。バースデー勝利で反攻を期す。【前原淳】 ▽広島朝山打撃コーチ(攻撃陣について)「諦めずにやる。粘り強くできてきた。気持ちの部分もある。今は最下位

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(2020/08/25)