先月開業・アイヌ文化の発信地「ウポポイ」 この土産が人気! 北海道白老町(HBCニュース)

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 民族共生象徴空間=ウポポイのオープンからおよそ1か月半。あるお土産が人気を博し、アイヌ文化の発信に一役買っています。  新型コロナウイルスの影響で、2か月半遅れて先月12日に開業したウポポイ。コロナ禍で入場制限があるものの、来場者はこれまでに5万人を超えています。  お土産などを販売するミュージアムショップには、アイヌの代表的な楽器「ムックリ」や、北海道の民芸品として人気の木彫りのクマなどが並びますが、中でもオープン当初から人気を博しているグッズがあります。  「こちらが弊社が企画販売した商品でございます」(ほくみん・浜松大輔取締役)  アイヌの伝統的な文様を使ったポーチやバッグです。ポーチやペンケースは1500円と、手ごろな値段と目を引くデザインで当初は売り切れが続出。旭川の企業が食品ではなく、形に残るもので、北海道の歴史や文化を伝えたいと企画しました。生地には丈夫な「帆布」を使い、13種類ほどのグッズがそろいますが、企画を考えた5年前は、デザインに課題がありました。  「アイヌの文化や歴史についてまだまだ勉強が足りなかったところがありましたので」(ほくみん・浜松大輔取締役)  そこで声をかけたのがアイヌ・アートのデザイナー、藤戸康平(ふじと・こうへい)さんです。  「今までにないような模様を作りたいというのがあったので」(アイヌアートデザイナー・藤戸康平さん)  アイヌ文様の商品をきっかけに、アイヌ文化そのものへの理解が進んで欲しいと話します。  「そこがきっかけで、もっと興味ある人は、どんどん調べてウポポイにも行ったりするだろうし、徐々に広がっていく感じでいいんじゃないかなと思います」(アイヌアートデザイナー・藤戸康平さん)  一方、販売する企業側も製品を通して民族共生に一役買えたらと期待を高めています。  「子供たちが弊社の商品を手に取っていただいて、家に持って帰ってもらって、ご家族ともう一度アイヌの文化と歴史について話し合えるような、そんなきっかけになる商品になったら、うれしいなと思います」(ほくみん・浜松大輔取締役)

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(2020/08/25)