米UDC、20年4~6月期は4年ぶりの営業赤字(LIMO)

【リンク先抜粋】
 スマートフォンやテレビに搭載されている有機ELディスプレーは、電気を流すと発光する有機EL発光材料をRGB(赤緑青)の画素に採用している。現在量産されている有機ELは、赤色と緑色に発光効率が高い燐光発光材料、青色には蛍光発光材料を採用するのが一般的。UDCは世界最大の燐光発光材料メーカーで、青色の燐光発光材料の実用化を目指して開発を進めている。  20年4~6月期は、新型コロナウイルスの影響で発光材料の需要が低迷した。加えて、19年10~12月期に中国FPD(Flat Panel Display)大手のBOE(京東方科技)が安全在庫として購入した2400万ドル分、そして20年1~3月期にも顧客が備蓄のために約2000万ドル分を先行購入したことによって、20年1~3月期の売上高は前年同期比28%増と伸びたが、逆に20年4~6月期は反動減に見舞われた。  売上高5797万ドルのうち、発光材料の売上高は同58%減の3193万ドルだった。発光材料のうち、黄緑色を含めた緑色発光材料の売上高は同60%減の約2420万ドル、赤色発光材料は同53%減の約750万ドルだった。

続きはこちら

(2020/08/25)