【横浜】“自分の良さ”を再認識した高野遼。左SBの一番手に名乗りを挙げられるか(SOCCER DIGEST Web)

【リンク先抜粋】
 チームの今季初勝利となった3節の湘南戦(〇3-2)で、自身の今季初スタメンを飾った高野遼だったが、その後は思うように出場機会を掴めずにいた。 【J1第11節PHOTO】清水3-4横浜|超攻撃型の師弟対決!J・サントス、前田らが躍動し師匠のA・ポステコグルー監督に軍配が上がる!  久々にリーグ戦のピッチに立ったのは、11節の清水戦。定位置の左SBに入ると、自慢のクロスで2アシストをマーク。4-3の勝利に貢献した。さらに続く前節の広島戦では左ウイングで途中出場など、一時期の不振を脱しつつある。  試合に絡めない時期は「悔しい気持ちがたくさんあった」。それでも、「居残り組の練習で、全力でやることもチームのためになる。落ち込まず、絶対チャンスは来ると思っていた」と気持ちを強く持ち続けた。  そのチャンスを見事にモノにしたのが、先述の清水戦だ。 「湘南戦では自分の良さをあまり出せなかった。上手く周りを使おうとしたり、とかが多くて。でもそうではなくて、(清水戦では)自分の良さをどんどん出していこうと、ある意味、割り切ってプレーすることを意識しました」 “自分の良さ”によりフォーカスした結果、2アシストという得点に直結するハイパフォーマンスを示すことができた。    良い感触を掴んでいるに違いない。現状、左SBの一番手はティーラトンがその座にいるが、ライバルからレギュラーを奪うためにはなにが必要になってくるか。 「自分の良さを出すこと、それプラス、細かいことを言ったらたくさんありますけど、プレーの安定性だったり、守備のポジショニングだったり、まだまだ詰めていかなければいけないところはあります」  連戦が続くなかで、自らの価値と存在感を高めるような活躍を期待したい。 取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

続きはこちら

(2020/08/25)