磐田市の商品券求め 想定外の大行列 (静岡県)(静岡放送(SBS))
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新型コロナの影響で活気を失った地域経済を活性化させようと、県内各地の自治体でプレミアム商品券が販売されています。そんな中、磐田市では商品券を求め市民らが殺到する事態となっています。
<曽根勇人記者>「磐田市中心部の郵便局です。郵便局の周りには長い列ができています」
<職員>「ご購入できない場合もあります。それでもよろしければお並びください」
8月25日午前、磐田市の磐田郵便局には、24日から2次販売が始まったプレミアム商品券を求める人でごった返していました。
<購入できた人>「驚きましたね。磐田の郵便局始まって以来だ」
<購入できた親子>「無事ゲットできました。「子どもたちの食費がかかるので、食材を買ったりとかに使おうと思います」 「(Q、何が欲しい?)ゲームのソフト」
磐田市が販売したプレミアム商品券「いわた応援チケット」は、1冊1万円で1万3000円分の買い物ができます。市では17万冊を用意し、市民のみを対象にした一次販売では8万冊が売れました。二次販売では購入できる対象を市外の人にも広げ、予約も不要です。
<職員>「すみません、完売です。申し訳ありません」
市内の郵便局とセブンイレブン合わせて39店舗で販売しましたが、予想を上回る人気で、磐田郵便局では販売開始から1時間で8月25日の販売分が売り切れてしまいました。
<買えなかった客>「ちょっとショックですね」 「早いですね」 「(Q、商品券で何を買おうと?)日用品ですね」
予想を超える反響に、磐田市の担当者も戸惑いを隠せません。
<磐田市経済観光課 小沢良仁グループ長>「非常に驚いています。周辺の方には、通常生活している方にはご迷惑かけて申し訳ないと思っています。登録されている店舗全てで使えるので、自分の買いたいものをたくさん買っていただいて磐田の経済を回していただきたい」
商品券の使用開始は9月1日からで、地域経済の起爆剤となることが期待されます。