トライアンフが『トライデント』を復活、プロトタイプを発表---ミドルクラスの新しいトレンドになるか(レスポンス)

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トライアンフは歴史的に重要なモデル「トライデント」の名を復活させることを発表。その試作車を『トライデント・デザイン・プロトタイプ』とし、ロンドンのモダンアート博物館デザインミュージアムにおいて披露した。 関連画像を見る プロトタイプとはいえ、日本国内には2021年春に導入されることが決まっている。ということは、おそらくこのスタイリングが限りなく完成形に近いはずで、現段階で知り得る限りの情報をお届けしよう。 あらゆるコンポーネントが無塗装のモックアップに見える中、唯一存在感がある部分がエンジンだ。3気筒であること以外、詳細は未公表ながら、チーフプロダクトオフィサーのスティーブ・サージェント氏は、「ライバルはホンダ『CB650R』、カワサキ『Z650』、ヤマハ『MT-07』などを想定している」と明言。当然、それらと同等の650cc前後の排気量が与えられているはずだ。 ただし、ストリートトリプルSに搭載されている660ccでも、数年前までラインナップされている675ccでもない「Newly developed(=新開発)」ということも付け加えられた。なんらかのパーツは共有していても、新型トライデントのターゲットに合わせたトルク特性やテクノロジーが採用されているようだ。 そのターゲットは、主にミドルクラスのエントリーユーザーを指している。街乗りからツーリングまで幅広い用途に使われることを想定し、ライダーのスキルも走るステージも選ばないオールラウンダーになっていることが想像される。 ◆スタイリングを手掛けたのは、あのイタリア人デザイナー スタイリングはシンプル、もしくはクリーンなスポーツネイキッドに仕立てられている。3気筒エンジンを懸架するのは、ステアリングヘッドから直線的に配されたスチールパイプフレームだ。それを印象的な形状の燃料タンクで包み、前後には倒立フォークとアルミ鋳造スイングアームを締結。クラシカルにもモダンにも見えるオーセンティックな外観にまとまっている。 社内のデザインチームが提案した基本アイデアをカタチにしたのがイタリア人デザイナー、ロドルフォ・フラスコーリ氏だ。トライアンフとタッグを組んで生み出したモデルは数多く、かつての『スピードトリプル』や『タイガー1050』、そして2020年に発売が始まった『タイガー900』シリーズがそれだ。日本のメー

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(2020/08/25)