「武蔵なら」小倉トレーナーはベルギーでの活躍確信(日刊スポーツ)

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北海道コンサドーレ札幌からFW鈴木武蔵(26)がベルギー1部ベールスホットへ完全移籍した。海外初挑戦の裏側で、個人トレーナーの小倉義人氏(44)と夢への準備を、新たなトレーニング法を取り入れるなど今年2月に始めていた。ベルギーと2人の意外な縁、二人三脚で歩んできた道のりなど、移籍決断にまつわる秘話に迫る。 【写真】ベルギー・ベールスホットFW鈴木のケアをする小倉トレーナー    ◇   ◇   ◇ 英プレミアリーグに憧れていた鈴木には、「ベルギー」との不思議な縁があった。鈴木から移籍の報告を受けたとき、小倉氏はすぐに17年末の忘年会を思い出した。参加者の中に、ベルギーでの生活、サッカー経験のある日本人男性がいた。鈴木は現地の話を聞くうちに、自然と引き込まれていたという。ベルギーリーグから欧州主要リーグへ。夢へのステップアップのプロセスとして、思い描くようになっていた。 17年4月に知人の紹介で指導を始めた小倉氏との恒例の忘年会。そこで掲げた目標はいつも実現してきた。18年V・ファーレン長崎加入前には背番号と同じ11得点、19年札幌加入前には公式戦20得点。ぴったり達成している。奇遇にも、海外移籍の最初のステップは、17年の忘年会で話題になったベルギーに決まった。恩師として「武蔵ならきっとまだまだ上に行ってくれる」と、旅立ちを喜んでいる。 小倉流トレーニングは、筋肉を「鍛える」筋トレではなく、「使える」動きを目指す。ケガがちだった鈴木の体はみるみる変化。18年長崎、19年札幌ではフルシーズンを乗り切った。 今年2月の沖縄キャンプでは、海外移籍を現実的に見据え、体づくりも次の段階に入った。取り入れたのはボクシング。小倉氏の持つミットに向かって、実際にパンチを打ち込んだ。細かな足さばき、ステップ、ぶれない体幹。すべての動きが、フィジカルで上回る海外勢に負けない体の強さを生む。今季は出場5試合で6ゴール。成果はあらわれ始めていた。 2人が最後に対面したのはアウェー清水エスパルス戦を翌日に控えた今月7日。「(柏レイソルFW)オルンガを絶対に抜きます」。逆転での得点王獲得を宣言し、ハットトリック達成時に受け取る記念ボールのプレゼントも約束された。その直後にベールスホットからオファーが舞い込んだ。「武蔵は札幌が大好きでいつも『引退しても住みたい街』と言っていた」と小

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(2020/08/25)