村井知事「GoTo効果あった」観光地の現状(KHB東日本放送)

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開始から1カ月が過ぎた国の観光支援事業「GoToトラベル」について村井知事は24日「やってよかった」と評価しましたが、観光地の実情はどうなのでしょうか。 村井知事「間違いなく言えることはGoToトラベルがなければかなり悲惨な状況になっていたという風に思います。私はやってよかったと思います」。 国内旅行の代金の一部を国が負担する「GoToトラベル」事業は新型コロナウイルスの影響で大きな打撃を受けている観光産業を支援しようと7月22日に始まりました。 事業の開始から1カ月。県内有数の観光地・松島で遊覧船を運航する丸文松島汽船では8月の利用者数は例年の2割ほどに落ち込んだままです。 丸文松島汽船営業課長村田望さん「国内国外の団体様をメインでやってるもので、そちらのお客様がどうしてもコロナ禍で動きがないものですから、ちょっとGoToキャンペーンも今の所、効果はあまり感じないかなっていうところです」。 一方、松島町の旅館小松館好風亭ではキャンペーンの効果が見られています。 平均の宿泊プランは2万円ほどですが、キャンペーン開始以降、3万円ほどの高価格帯プランの売れ行きが好調で、徐々に客足が戻ってきているということです。 小松館好風亭小松篤司専務「ありがたいことに一定の効果はあったと感じられます。お盆の時期はおかげさまで大変沢山のお客様に来て頂きました」。 松島観光協会によりますと個人客を対象にしている旅館には効果が出ている一方、インバウンドや団体の旅行客をターゲットにしている土産物店や観光施設などへの恩恵は薄いと言います。 松島観光協会志賀寧会長「(観光施設などは)商売繁盛だという声は全くまだ聞き及んでいないという状態です。宿泊関係それから土産物、各食堂は十分なコロナ対策を施しております。安心して是非松島においでいただければ」。 県などによりますとGoToトラベルに参加登録した県内の宿泊事業者は全体の5分の1ほどに留まっているということです。 全国的にも参加する宿泊事業者は全体の半分ほどに留まっていて、観光庁では8月21日までとしていた参加登録の期限を延長してより大きな経済効果を狙いたい考えです。

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(2020/08/25)