日本時代の作家・故龍瑛宗さん誕生日 アイルランド詩人、朗読捧ぐ/台湾(中央社フォーカス台湾)

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(ロンドン中央社)8月25日は、日本統治時代に活躍した台湾人作家の故龍瑛宗(りゅうえいそう)さんの誕生日。駐アイルランド台北代表処(大使館に相当)はこれを祝うため、英訳の朗読をアイルランドの詩人、エバ・グリフィーさんに依頼し、映像を公開した。龍さんの孫娘、劉抒苑さんは龍さんが生前、アイルランド出身のノーベル賞詩人、ウィリアム・バトラー・イェーツに触発されていたと紹介し、非常に意義があることだと喜んだ。 龍さんは1911年生まれ。ペンネームは本名の劉栄宗と日本語で同じ読みの漢字を当てた。出身地は北部・新竹で、漢民族・客家の血を引く。初期は日本語で執筆しており、1937年に発表した処女作「パパイヤのある街」で注目された。日本語で書いた作品は交流があった客家文学作家の故鍾肇政さんに中国語への翻訳を依頼していたという。 英語で発表された作品はなかったため、同処が親族から詩2編の翻訳の許可を得て、楊子葆・駐アイルランド代表(大使に相当)が訳した。生前、イェーツの影響を受けていたという龍さん。抒苑さんによれば、書棚にはイェーツの日本語版の作品集があるという。 (戴雅真/編集:楊千慧)

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(2020/08/25)