【カープ】「左の代打の切り札」坂倉、勝ち越しソロ 同一カード3連勝(中国新聞デジタル)

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  【広島2―1巨人】  広島は1―1の八回、代打坂倉の2号ソロで勝ち越し。先発遠藤が7回1失点で粘り、塹江とフランスアも無失点と光った。 【スライドショー】カープ70周年 あの日あの時  控え捕手・坂倉には、別の顔がある。「左の代打の切り札」。先発を外れても悠長にできる立場ではない。1―1で試合は終盤へ。八回無死で呼ばれ、「初球を振ることを決めていた」。思い描いた一撃は右翼席へ届く。今季初の同一カード3連勝。首位巨人をたたいた。  3試合連続で組んでいた遠藤とのコンビは会沢に譲った。悔しさは募っただろうが鋭い目線をグラウンドに向け、ベンチ裏で準備。集中力は途切れない。「塁に出ることしか考えていなかった」。大竹のスライダーを一心不乱にたたき、小さく拳を握ってダイヤモンドを一周した。  プロ3本のアーチは全て巨人戦。21日にも今季1号を放ち、巨人戦3連勝に大きく貢献した。お立ち台では「投手が強い気持ちを持って投げていた。その勢いのまま強い気持ちでいった」と力を込める。  最下位から一歩ずつ、はるか遠くにある巨人の背中を追っていく。「厳しい状況かもしれないが、みんなが勝つという思いでやっている」。若い坂倉がこう言う。広島はまだ、諦めていない。

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(2020/08/23)