「サッカー選手として終わったんだと…」内田篤人が引退セレモニーで決断の真意を明かす。「また会いましょう」(SOCCER DIGEST Web)

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 J1リーグ第12節のガンバ大阪戦。劇的なドロー劇を終えたあと、鹿島アントラーズのDF内田篤人が引退セレモニーに臨んだ。 【PHOTO】引退を表明した内田篤人の華麗なるキャリアを厳選フォトで! 「今日僕はこれでサッカー選手を引退します」と第一声を発すると、「えーなんだっけな」と涙ぐむ場面も見られた。スタジアムに詰めかけた4949人のファンの大きな拍手を受けて、内田は以下のように挨拶を続けた。 「鹿島アントラーズというチームは、多くのタイトルを獲ってきた裏で、多くの先輩方が、選手生命を削りながら日々努力してきた姿を僕は見てきました。  僕はその姿を今の後輩に見せることができない。日々練習していく中で身体が戻らないことを実感し、このような気持ちを抱えながら、鹿島でプレーすることは違うんじゃないか。サッカー選手として終わったんだなと考えるようになりました。  もう一花、二花咲かせたいと日本に戻ってきましたが、そのなかで隣に寄り添ってくれたトレーナー。まだやれると背中を押してくれたザーゴ監督、大岩前監督、良い時も悪い時も共に過ごしたサポーター、ファン、スポンサー、そしてチームメイト。本当にありがとうございます。このようなシーズン。チーム状況で僕の決断を理解してくださった強化部、監督、そしてチームメイト。本当に申し訳ない。  日の丸を背負ってプレーする重さも、殺気のあるドイツでのスタジアム、辛さも嬉しさも、全て僕の財産です」    さらに「もう少しだけ」と言いこう続けた。 「この話を聞いている、プロ、サッカー選手を目指す子供たち、サッカー小僧の人たち。鹿島は少し田舎ですが、サッカーに集中できる環境、レベルの高さ、そして今在籍している選手が、君たちの大きな壁となり、ライバルとなり、偉大な先輩として迎え入れてくれるはずです。  僕はそれを強く願います。  最後に、サッカーを通じて出会えた全ての人たちに感謝します。また会いましょう」  ファンからは、バックスタンドに「カシマの誇り、篤人の2を忘れない」などのバナーが掲げられていた。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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(2020/08/23)