エレン・デジェネレスが嫌われ者に転じた理由。(VOGUE JAPAN)

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大御所TV司会者として名をはせているエレン・デジェネレスだが、もともとは1980年代初頭にスタンドアップ・コメディアンとしてキャリアをスタートしている。類まれなトークセンスで成功を収め、1980年代後半から1990年第前半にはTVコメディや映画に出演。そして1994年には日常の些細な出来事にスポットをあてたストーリーが人気となったシットコム「Ellen(原題)」がスタート。エレンは自身を投影したエレン・モルガン役で人気を博す。 そんな彼女のキャリアに大きな変化をもたらしたのが、1997年の4月14日。エレンは同日発売の『タイム』誌でゲイであることをカミングアウトしたのだ。同じタイミングでトーク番組「オプラ・ウィフリー・ショー」で、さらに自身の番組でもカミングアウト。エレン・モルガンは全米でゴールデンタイム中に放送されたドラマで、ゲイであることをオープンにした初のキャラクターとなった。そこに至るまで、エレンは自身の番組でもたびたびゲイを意識したネタを披露していたため、全米中で彼女はレズビアンなのではないかという噂は広がっていた。しかし、実際にそれを認めた途端、世間の反応は冷ややかなものに。 まだまだLBGTQへの風当たりが強かった時代。世間から誹謗中傷を浴びせられ、「Ellen(原題)」も翌年には打ち切りにされてしまう。さらにほかの仕事も激減。苦汁を味わいながらもひた向きに努力を続け、ようやく2003年に「エレンの部屋(原題:The Ellen DeGeneres Show)」で完全復活を遂げた。その経験から、これまではLGBTQコミュニティのロールモデルとして絶大なる支持を集め、人望が厚い人というのが彼女のイメージだった。

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(2020/08/23)