女性リーダーが率いる国のほうが「新型コロナ対策」成功を収めていた!(ハーパーズ バザー・オンライン)
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最新の学術的研究から、女性リーダーのほうが新型コロナウイルス対策に成功していたことがわかった。
ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相やドイツのアンゲラ・メルケル首相といった女性リーダーが、新型コロナウイルス感染症に対し効果的な対策をとったことについてはいろいろと言われてきた。最新の研究では、リーダーの性別が新型コロナウイルスによる死亡率が低いことと関係があったかのどうか、世界194か国を分析した。
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リバプール大学の開発経済学者スプリヤ・ガリキパティと、レディング大学のユマ・カムバムパティの2人の研究者が、5月19日までの各国の対応と、新型コロナウイルスの陽性者と死亡者の合計を分析。経済政策研究センター(Centre for Economic Policy Research)と世界経済フォーラム(World Economic Forum)が発行したその研究論文が、『The Guardian』紙で報じられた。
分析では、アーダーン首相やメルケル首相といった成功例を除いても、同じような規模の国を比べた場合、女性が率いる国のほうが新型コロナウイルス感染症による死亡率が低いことを示した。これは「積極的で組織的な政策反応をとったからだと説明がつくかもしれない」。
「私たちの研究結果は、明らかに女性リーダーのほうが死亡者が出る可能性に対してより迅速で断固たる対応をしたことを示唆しています」と、レディング大学のユマ・カムバムパティと、論文を共著したリバプール大学の開発経済学者スプリヤ・ガリキパティは述べている。