「まっすぐ走ると別路線に入るJCT」なぜそうなった カーナビ頼り禁物 分岐が変わることも(乗りものニュース)

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「建設当時の予測では、八戸道のほうが交通量が多いと考えられたのでしょう」。NEXCO東日本東北支社はこのように話します。  同支社によると、もともと昭和30年代から東北道(東北縦貫自動車道弘前線)の計画があり、八戸道(東北縦貫自動車道八戸線)は後から追加され、当初は盛岡が分岐点として考えられていたそうです。これが1987(昭和62)年に国の高規格幹線道路網が策定された際、岩手県八幡平(旧・安代町)へ変更されたのだそう。安代JCTの構造は、その当時の交通量予測に基づくと推測されるものの、構造決定についての確たる資料はないといいます。  安代JCTのように、後から開通した路線が「本線」扱いになり、最近になってJCTの分岐が変更されたケースもあります。中国道から山陽道が分岐していた神戸JCTがそれで、2018年3月、新たに新名神高速(高槻JCT~神戸JCT)が接続したことで、関西圏を通過して東西を行き来するクルマなどが、従来の名神・中国道(吹田JCT)経由から新名神~山陽道ルートなどへ移りました。  これにより、山陽道の岡山方面から来た場合の分岐が変化しています。従来はまっすぐ中国道の吹田方面へ向かっていましたが、山陽道から新名神へ向かうルートが「本線」扱いになり、中国道の吹田方面は左から分岐、中国道の津山方面は、その分岐路の途中からさらに分岐するという構造に変わりました。古いカーナビなどでは、分岐の案内が異なる場合があることから、NEXCO西日本は現地の標識などに従ってほしいと呼び掛けています。  高速道路各社は、もし分岐を間違えて本来向かうべきル―トから外れたとわかった場合、最寄りのICで料金所のスタッフに申し出るよう呼び掛けています。ICの構造にもよりますが、係員の指示に従う形でUターンさせてもらえます。間違いに気づいて高速道路上でUターンしたり、逆走したりする行為は、絶対にしてはいけません。

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(2020/08/23)