【動画解説】台風8号 あすにも沖縄本島へ最接近 台風が発達しやすい異例の海水温(ウェザーマップ)

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 台風8号は、月曜日の午前中にかけて、沖縄本島地方に最接近する見込みです。沖縄地方では、大雨や暴風、高潮や高波に警戒が必要でしょう。その後、九州の西側を通るため、接近するおそれは低くなっています。ただ、今後は台風が発生した場合には海水温が高く発達しやすいため、動向には注意が必要です。  台風8号は、月曜日の午前中に沖縄本島地方に最も近づき、その後、九州の西側のやや離れた所を進む見込みです。今の所、九州に大きな影響が出るおそれは低くなっています。  その後は、朝鮮半島に近づくか、上陸する確率が高くなっていて、影響が大きくなりそうです。  今の所、台風8号は東シナ海で一時940hpaまで気圧が下がる予想となっています。これは海面水温の高さが大きく影響しているものと思われます。  海水温が高いほど、暖かく湿った空気が発生するため、それが台風をより発達させることになります。  台風の発生や維持には海水温27~28℃以上というのが一つの目安にもなっていますが、西日本と東日本の近海は現在30℃以上という異例の高温となっていて、平年と比べても2、3℃高い状態です。  さらに今週は太平洋高気圧が北上し、東日本や北日本へと中心を移す見込みで、日本の南の海域には邪魔するものがなく、台風ができやすい状態にもなっています。  直近で、台風8号以外に台風が発生する予想は出ていませんが、今後、台風が発生した場合は注意してみておく必要がありそうです。(気象予報士・長谷部愛)

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(2020/08/23)