“移籍不可の7人公開”でメッシはフロントに激怒!「心が離れても退団できない袋小路に…」【現地発】(SOCCER DIGEST Web)

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 クラブ史上初の欧州戴冠をもたらす得点を決めたウェンブリーの英雄、ロナウド・クーマンを新たに監督に迎えても、バルセロナとリオネル・メッシの心は離れたままだ。 【動画】退団を示唆したメッシの19-20シーズンのスーパープレー集  就任会見の翌日、新指揮官は直接出馬し、去就に揺れるエースに対し説得を試みたが、翻意させることはできなかった。カタルーニャのラジオ局『RAC1』が報じたところよると、メッシは残留よりも退団に心が傾いていると伝えたという。  もっとも、メッシがいくら希望しても、契約は来年2021年6月まで残っている。7億ユーロ(約875億円)に設定されている契約解除金を盾にすれば、クラブは突っぱねることができるし、年俸も手取りで5000万ユーロ(約62億5000万円)を超える破格の金額を受け取っていることを考えると、移籍先探しが難航するのは目に見えている。    メッシの怒りの矛先は、失態に次ぐ失態を重ねているフロントに向けられている。しかも追い打ちをかけるように、クーマンの記者会見前日にもジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は親切にも移籍不可の7選手を公表。そのリストには大親友のルイス・スアレスをはじめ、メッシが長年ともに戦ってきた多くのベテラン選手の名前が含まれていなかった。  メッシはキケ・セティエン前監督ともエリック・アビダル前テクニカル・ディレクターとも良好な関係を築くことができなかった。2人が去り、クーマンが新たに監督に就任したのは、メッシにとっては好都合のはずだ。しかし10番のフロントへの不信感は、件のリストの公表によりむしろ増幅しているほどなのだ。  そんななか、バルセロニスモの希望の星として舞い降りたクーマンはメッシをプロジェクトの柱にしたい意向をすでに名言している。それは最初に個人面談を行ったことからも明らかだが、同時にメッシに依存したチーム体質からの脱却を目指している。メッシを基準に周りのチームメイトを選ぶのではない。その判断を行うのはあくまで指揮官である自分自身というのがクーマンのスタンスなのだ。

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(2020/08/23)