【優位さを保つマイナーチェンジ】ベントレー・ベンテイガへ試乗 4.0L V8 後編(AUTOCAR JAPAN)

【リンク先抜粋】
text:Steve Cropley(スティーブ・クロップリー) translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)   ベントレー・ベンテイガの2列目シートは、従来どおり2名掛けか3名掛けが選べる。膝周りは通常状態でも30mm広く、エクストラ・リクライニング機能を用いれば、従来比で100mm広くなる。 【写真】ベンテイガ 競合の大型SUVと比較 (119枚) リアシート側に用意される、快適機能のコントローラーも新設計。エアコンやマッサージ、オーディオなどを操作できる。さらに初期型同様、3列目シートを指定し、7シーターとすることも可能だ。 2020年仕様のベンテイガは、4.0LのV8エンジンからリリースが始まる。Vバンクの内側に2基のツインスクロール・ターボを搭載する32バルブ・ユニットで、最高出力は549ps。 6.0LのW12気筒モデルも、追って登場予定。だが、V6エンジンにプラグイン・ハイブリッドを搭載したベンテイガの方が、欧州や北米、日本市場では先に導入される見込み。 メカニズム部分での変更は少ない。ベンテイガのドライビング体験は、ブレていない。 ボデイは長く幅も広い。しかし運転し始めるとすぐに、洗練された質感と、騒音や振動がほとんどない車内という幸福感に包まれる。視線が高という点も、充足度を高めている。 V8エンジンらしいエグゾーストノートが、少し離れたところから響く。筆者としては6.0LのW12気筒より望ましいと感じる。どちらのエンジンを選んでも、巨体のSUVで必要となる以上のパワーを生み出してくれる。 0-100km/h加速は4.4秒。圧倒的な高性能を誇るSUVとして、ベントレー・ベンテイガの強みは揺るがない。知的な四輪駆動システムに、車高調整が可能なエアサスペンション、電圧48Vのアクティブ・ロール・システムが足腰を支えている。

続きはこちら

(2020/08/23)