【MotoGP】ドゥカティ、バニャイヤ&ザルコを継続起用へ。ファクトリー昇格はどっち?(motorsport.com 日本版)
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MotoGPに参戦するドゥカティは、現プラマックのフランチェスコ・バニャイヤとの契約を2年延長したこと、そして現アビンティアのヨハン・ザルコとの契約も延長予定であることを認めた。
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これは22日にドゥカティのスポーティングディレクターであるパオロ・チアバッティが明かしたこと。ただ、彼らの来季からの所属チームについては決まっておらず、9月のサンマリノGP前に決定されるという。
ドゥカティは現在、2021年以降のファクトリーチームのシートに空きがある。先週末にアンドレア・ドヴィツィオーゾがチームとの契約を更新しないことを表明したためだ。
片方のシートにはジャック・ミラー(プラマック)がダニーロ・ペトルッチの後任として昇進することが発表済みだ。しかしドヴィツィオーゾの離脱によって空いたひとつのシートについては、バニャイヤやザルコの昇格、さらにはホルヘ・ロレンソの起用といった噂まで囁かれていた。
「我々がペッコ(バニャイヤ)と今後2年間の基本的な合意に達したことは事実だ」と、チアバッティはMotoGP.comに語った。
「プラマック所属を続けるのか、彼がファクトリーチームへと移籍するのかに言及するのはまだ時期尚早だ」
「またヨハン・ザルコも継続する。そして、ミサノ戦の直前に(チームの)決定を下す予定だ」
なおミラーの昇格によってプラマックはシートがひとつ空くが、バニャイヤも昇格した場合には、プラマックの有力なシート2席が空くこととなる。
そしてmotorsport.comは以前、ドゥカティがMoto2にKTMから参戦中のホルヘ・マルティンと合意したことを確認している。ただチアバッティは、ルカ・マリーニやエネア・バスティアニーニといったMoto2のタイトル争いを演じているライダーたちの可能性も探っているようだ。
「知っての通り、もうひとり興味深いMoto2ライダー(マルティン)が居るが、現時点では言及できない。確かにルカやエネアも非常に上手くやっている」
「我々は来年に向け、もうひとりのMoto2ライダーと契約する可能性も視野に入れている」
「今後数週間で決定を下すことになるだろう。目標はミサノ戦の前に発表することだ。そうすることで、2021年のドゥカティのラインアップが明確なものとなるだろう」