韓国型軽空母、垂直離着陸機搭載「3万トン級」に傾く…コストパフォーマンス議論は相変わらず(中央日報日本語版)

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世界初の空母保有国はどこだろうか。米国のようだが実際には日本だ。日本は1922年に「鳳翔」という空母を配備した。全長168.25メートル、全幅17.98メートルで吃水が6.17メートルにすぎなかった。満載排水量も9494トンにすぎず、現代の空母どころか巡洋艦よりも小さい規模だった。だが設計当時から戦闘機(複葉機)の離着陸を考慮して設計・建造した厳然とした空母だった。 空母が登場して100年が過ぎた現在の韓国でもついに空母導入が具体化された。米中が運用する中大型級空母ではないが、ヘリコプターのほか最新艦載機を搭載した軽空母の導入計画が発表された。軽空母は満載排水量3~4万トン級規模の空母だ。軽空母導入は8月10日に国防部が発表した「2021~2025年国防中期計画」で公式化された。国防部は「軽空母確保事業を2021年から本格化するだろう」と明らかにした。昨年文在寅(ムン・ジェイン)大統領は国軍の日の記念演説で軽空母級揚陸艦の導入に言及したことがある。このため今回の中期国防計画は文大統領の意志が積極的に反映されたと解釈される。 ◇韓国型軽空母、2033年ごろ戦力化か 国防部が発表した軽空母は概略3万トン級規模だ。ここに垂直離着陸戦闘機を運用するという計画だ。海軍戦力に空母の必要性が提起されると軍内外ではその規模をめぐり3万トン級軽空母説と7万トン級中型空母説が入り乱れた。最近までも空母導入賛成論者を中心にどうせ空母を運用するなら中型級にすべきという意見も提示されたが、国防予算、導入後の運用費などを考慮して3万トン級の軽空母が適切だという側に意見が集まったことがわかった。韓国型軽空母は現在概念設計と先行研究が進められており、2033年ごろに戦力化する予定だ。 空母導入が初めて提起されたのは30年ほど前の1992年だ。当時のカン・ヨンオ海軍教育司令官は第1回艦上討論会で「北朝鮮の地上の脅威のため避けられず沿岸防衛に重点を置いた戦略から脱皮しなければならない。中国と日本の海軍力増強に対処し、統一後の太平洋時代に備えるために空母機動艦隊体制を整えるのが急務」と主張した。だがこうした主張は特別な反響を得られなかった。金泳三(キム・ヨンサム)政権になって雰囲気が反転した。 1996年4月に当時の安炳泰(アン・ビョンテ)海軍参謀総長は金泳三大統領から垂直離着陸機20機を運用

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(2020/08/23)