【F東京】ルーキーMF安部がプロ1号「そろそろ決めたいと思っていた」 広島とドロー(スポーツ報知)
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◆明治安田生命J1リーグ▽第11節 広島3―3F東京(19日・Eスタ)
F東京は、敵地で広島と対戦し、3―3で引き分けた。1―1の前半22分、大卒ルーキーのMF安部柊斗が一時、勝ち越しとなるプロ初得点を決めるなど3点を奪ったが、ラストプレーで同点に追いつかれた。
早い時間帯に先制を許すも、前半19分にFWレアンドロとのコンビネーションでFWディエゴオリベイラがゴールを決め、同点に追いつく。その3分後には、スルーパスに合わせて安部が抜け出すと、左足を振り切ってゴール右上に突き刺した。ボールをもらう時からイメージが出来ていたといい、「右角が見えたので左足で思い切っていった。自分としてもすごく満足です。(ゴールを)そろそろ決めたいと思っていたので、チームの勝ち越し点は素直にうれしい」と振り返った。
同37分に広島が1点を返して再び同点となるも、同45分、ペナルティーエリア手前からの直接FKをレアンドロが決めてリードを作った。後半に入り、加点を狙いつつもDFを4人から5人にしてゴールを守った。だが、終了間際のラストプレーで失点を許し、引き分けに終わった。
7月18日の浦和戦以降、4試合未勝利と苦しんだ時も。だが、9日のC大阪戦(0△0)、15日の名古屋戦(1〇0)と持ち味であるアグレッシブさがまた表現できるようになり、この日も堅守が特徴の広島から今季最多タイとなる3得点を奪った。試合後、長谷川健太監督(54)は「終了間際で隙を作ってしまったが、アウェーの勝ち点1をポジティブに捉えて次のホームで勝ちたい」と前向きに話した。