7月の県内企業倒産 2か月連続30件超(テレ玉)
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7月に倒産した県内企業は36件で、このうち3件が新型コロナウイルスの影響によるいわゆる「コロナ倒産」だったことが帝国データバンク大宮支店のまとめでわかりました。
それによりますと、7月、負債額1千万円以上を抱えて倒産した県内企業は、前の月より5件多い36件で、2か月連続で30件を超えました。
一方、負債総額はおよそ36億9400万円で、前の月より24.8%減少しましたが、ことしに入って2番目に多い水準となりました。
業種別では、小売業が12件と11か月ぶりに最も多くなり、次いで製造業が10件、建設業が9件となりました。
新型コロナウイルスの影響によるいわゆる「コロナ倒産」は3件で、1か月の倒産件数は、これまでで最も多くなりました。
これまでの県内企業の「コロナ倒産」は、今回の3件も含めて5件で、帝国データバンク大宮支店は、「資金繰り支援策の効果もあり当初の見込みほど倒産は増加していない」とした一方で「第二波、第三波の懸念から経営者心理は萎縮したまま」で「今後、表面化していない倒産が顕在化する可能性もある」としています。