19歳笹生「楽しんで回る」 2戦連続首位発進(産経新聞)
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1カ月半前のツアー開幕戦に続き、新人プロの笹生が首位で初日のラウンドを終えた。3番(パー3)でティーショットを2・5メートルにつける会心のバーディーを奪うなど、ボギーなしで7バーディーを積み上げる圧巻の内容。「ボギーなしっていうのがよかった。自分でもびっくり」と笑顔を見せた。
日本人の父、フィリピン人の母を持つ19歳。フィリピン代表として出場した2018年のジャカルタ・アジア大会では個人、団体で金メダルに輝いた実績を持つ。「日本で経験を積みたい」と昨年プロテストを受けて合格。プロデビュー戦となった今年6月のアース・モンダミン・カップでは最終日まで優勝争いに絡んで5位に食い込み、864万円の“初任給”も獲得した。
大会後は、その足で指導を受ける尾崎将司を訪問。アプローチの課題を指摘されたが、「初戦にしてはよく頑張った」とねぎらいの言葉もかけられた。開幕戦では2日目にスコアを落としており、「楽しんで回ることを忘れないように。あとは冷静になることに気をつけたい」と気を引き締める。東京五輪出場も狙う有望株が、夏の軽井沢を席巻しそうだ。(奥村信哉)