米、中国にあらゆる分野で圧力 孔子学院を締め付け(産経新聞)

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 ポンペオ米国務長官が13日発表した「孔子学院米国センター」に対する締め付けの強化は、トランプ政権が習近平国家主席率いる中国共産党体制に対して経済、外交・安全保障、人権などあらゆる分野で圧力をかけ、既存の国際秩序を脅かす一連の態度の変更を要求する立場を改めて打ち出したものだ。  トランプ大統領は11日、FOXラジオとのインタビューで習氏について「かつては素晴らしい関係だったが、現在の気持ちは違う」と述べ、中国が新型コロナウイルスへの対応を誤って感染を全世界に拡大させ、米国にも甚大な被害を与えたことで、中国に対する見方が完全に冷却化したとの認識を明らかにした。  トランプ氏は、中国との貿易交渉を進展させたい思惑から、昨年までは中国を徹底的に追い詰めることに慎重な姿勢ものぞかせていた。しかし、同氏は現在、政権の経済成長路線を中国がウイルス拡散で根底から覆したとして憤りを強め、全面対決に方針を転換。最近では「中国との貿易協議再開に関心はない」と繰り返し明言している。  ただ米国にとり厄介なのは、中国の影響力が既に米国の経済、政治、社会に深く浸透していることだ。  東欧4カ国を歴訪中のポンペオ氏は12日、チェコ上院での演説で、「今起きている事態は『第二次冷戦』ではない。中国共産党の脅威が突きつける課題は、旧ソ連との冷戦よりもはるかに厳しい」と警告した。 (ワシントン 黒瀬悦成)

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(2020/08/14)