例年と違う被災地のお盆 (RKK熊本放送)
【リンク先抜粋】
記録的な豪雨によって、住宅や役所などが壊滅的な被害を受けた八代市坂本町では、例年と違ったお盆を迎えています。
お盆を迎えた被災地。
炎天下、墓石の前でお経があげられていました。
こちらの家族は例年、自宅で法要を行っていましたが、先月の豪雨で家は濁流に飲み込まれ仏壇も流されてしまい、墓前での法要になったといいます。
「どうなるかと思っていたのですけれど、こうしてお経をあげてもらって(ご先祖様が)帰ってきてくれてると思います。喜んでいると思います」(八代市坂本町に住む人)
一方で、骨壺を洗う人の姿も、、、
「初盆なんですよ。初盆がこんな感じになったからですね。ほんとうに・・・」(八代市坂本町 山口さん)
自宅が被災し避難所に身を寄せている山口さんは、どんなかたちでも先祖を迎え入れたいと被災した家に残った仏壇を磨き上げました。
「帰ってくる先祖をお迎えする心でしょうね。だから、ものが少なかろうが何しようがですね。」(八代市坂本町 山口さん)
亡き人をしのぶ思いには、変わりありません。