八村、来季はファウルもらうプレー必要/塚本清彦(日刊スポーツ)

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ウィザーズのルーキー八村塁(22)は右大腿(だいたい)四頭筋痛により、シーズン最終戦となったセルティックス戦を欠場、昨年10月からの1年目のシーズンを終えた。 【写真】サンダー戦でブロックするウィザーズ八村    ◇   ◇   ◇ 1年目の八村は、平均30分の出場で13・5得点、新人オールスターにも出場した。NBAのやり方を学びながら結果を残した。ミドルレンジからのシュートは精度も高く評価できる。 来季はウオールが復帰。パスがうまいのでシュートが打ちやすくなる。ビールもいるので、スコアラーにはならないが、得点を伸ばすにはファウルをもらうプレーも必要。これまでは真っすぐ突っ込み、ブロックされることもあった。相手に体をぶつけてからのシュートなどを身に付け、フリースローで5点くらいアップできるといい。再開後は3点シュートも打つようになった。NBAはポジションレスの時代。どんな選手でもスペースがあれば、打っていかないといけない。 シーズンが早く終わり、スキルアップも休養もでき、すべてがプラス。来季ドラフトでいい新人が入ってくるが、八村なら負けることなくレギュラーとしてやっていけるだろう。(NBAコメンーテーター)

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(2020/08/14)