MotoGPオーストリアFP1:エスパルガロ弟、KTM母国でトップタイム。中上貴晶が好調3番手!(motorsport.com 日本版)
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MotoGP第5戦オーストリアGPのフリー走行1回目がレッドブルリンクで行われ、KTMのポル・エスパルガロがトップタイムをマークした。
【リザルト】MotoGP第5戦オーストリアGP フリー走行1回目
前戦チェコGPで初優勝を果たしたKTMにとっての母国戦はあいにくの雨予報。ただフリー走行1回目は雲に覆われているものの、なんとか天候は保ちドライコンディションのもとでセッションが開始された。なお今回、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)とフランチェスコ・バニャイヤ(プラマック)の2名がレース欠場となっている。
FP1の気温は18℃、路面温度も24℃と低めの数値だが、今後雨が降る可能性が高いことを考えると、予選組分けを睨んでタイム出しも考えていく必要があるコンディションだと言えた。
各ライダーはセッション開始とともに一斉にコースイン。序盤はKTMのポル・エスパルガロが引っ張る展開。15分が経過した段階では1分24秒772をマークしたポルを先頭に、ドゥカティのアンドレア・ドヴィツィオーゾとダニーロ・ペトルッチが続いた。
セッション中盤ではアレックス・リンス(スズキ)も速さを見せ、1分24秒784で2番手タイムをマークして上位に顔をのぞかせた。
その後はポルが1分24秒685までタイムを縮め、上位陣ではジョアン・ミル(スズキ)が3番手に浮上した程度で、大きな動きのないまま残り時間が10分を切った。
残り時間が6分ほどとなると、一度ピットへと戻っていた多くのライダーが再びコースインしていった。
ポルがトップタイムを縮める1分24秒514をマークすると、それを追うのはLCRホンダの中上貴晶。1分24秒476でトップに浮上……と、思いきやその後ろから来たポルとドヴィツィオーゾがそれを上回り、中上は3番手に落ち着いた。
その他に大きなタイム更新は無いままセッションが終了。KTMのポル・エスパルガロがチームの母国戦で首位発進となった。
2番手にはここまで苦戦が続いていたドヴィツィオーゾが続き、3番手には好調が続く中上が入った。なお最終アタックではミルが3番手に入るタイムを記録していたが、黄旗時のタイムだったため後に抹消されている。
ポイントリーダーのファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)10番手だ。
そして苦戦したのはヤマハ