苦渋の決断 全国戦没者追悼式は欠席 宮城の遺族会(KHB東日本放送)
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新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京で開かれる全国戦没者追悼式に宮城県内の遺族会が出席しないことを決めました。
毎年「終戦の日」には、東京で全国戦没者追悼式が開かれ、県内からも約70人が参列していました。
しかし、都内での感染拡大を受け、遺族会は初めて欠席することを決めました。
今年の参列を予定していた遺族の平均年齢は78.1歳。遺族会の事務局長の山田周二さんは遺族の高齢化と感染リスクを考慮した苦渋の決断だったと話します。
宮城県連合遺族会事務局長の山田周二さん「本当は一緒に行くのが一番良いのだが、コロナというものにはどうしても、あるいは色んな人の手を借りても打ち勝つことはできない」。
厚生労働省によりますと、去年は約6200人だった参列者は、今年は過去最少の520人ほどになる見込みで、これまでに20府県が欠席を決めているということです。
山田周二さん「15日は先祖がまつられている仏壇に向かって、黙とうしたい」。