『全国学生フリースローチャレンジ』挑戦記vol.3 福岡第一「緊張感があって楽しかったです」(バスケット・カウント)

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取材・写真=古後登志夫 構成=鈴木健一郎 過去2年のウインターカップを連覇、昨年は公式戦で無敗を誇った福岡第一が、60秒間で何本のフリースローを決められるかを競う『全国学生フリースローチャレンジ』に挑戦した。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、春からバスケ部としての練習や試合はすべてストップ。ようやく活動が再開できた今もガイドラインを遵守し、感染予防に気を配りながら活動している。 全国屈指の強豪校として、現在の高校バスケ界における最強チームとして、日本一を目指す気持ちは強いが、様々な面で気持ちをセーブしなければいけない難しさに直面している。インターハイがなくなり、次に目指すべきウインターカップもどのような形で開催できるか不透明。それでもモチベーションを失うことなく選手たちは練習に励んでいる。 キャプテンを務めるハーパージャン・ローレンス・ジュニアは「大会がなくなって、練習試合もできません。すごくキツい練習もみんなで頑張っていますが、とにかく試合がしたくてたまらないです。我慢できないです」と苦しい胸の内を語った。 それだけに『全国学生フリースローチャレンジ』への挑戦は良いリフレッシュになったようだ。ハーパーは「チームワークが問われる内容だし、その中で外しちゃいけない、という緊張感があって楽しかったです」と明るい表情を見せる。2つのチームでチャレンジに挑戦。結果はハーパー、松本宗志、砂川琉勇、キエキエトピー・アリ、星賀舞也 のいるチームが24本、小田健太、轟琉維、城戸賢心、高木来希、宮平健太郎の1年生チームが25本と、『王者』らしい記録をたたき出した。 「フリースローは得意で、試合で打つ時も緊張はしません。フリースローをもらいにドライブに行くし、フリースローラインに立つとワクワクします」と言うだけに、ハーパーは60秒間で6本すべてのフリースローを成功させている。普段は練習の合間にフリースローを打っており、2本決めたら休憩、落としたらサイドラインの脇でプッシュアップ(腕立て伏せ)だそうだ。 まだまだコロナの完全終息は見えないが、どの選手も来るべき戦いの時をイメージしながら厳しい練習に取り組んでいる。ハーパーは言う。「ずっと我慢している分、試合ができるようになったら爆発しますよ。イメージするのは大濠さんとのウインターカップ決勝です。一昨年と去年の先輩たち

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(2020/08/14)