ネット通販の商品を「原寸大」で表示するシステムを埼玉県が開発…これで“がっかり”が減る?(FNNプライムオンライン)
【リンク先抜粋】
――このようなシステムをなぜ埼玉県が開発した?
埼玉県では、2003年、川口市SKIPシティに設置した「彩の国ビジュアルプラザ」を拠点に、次世代映像産業の創出に取り組んでいます。
2019年度、県内産業の振興につなげるため、最新の映像技術を活用した新商品・新サービスの試作品を制作し、実証実験を行う「近未来映像技術活用研究事業」を実施しました。
”原寸大表示システム”は、この事業で制作したものです。
――最新の映像技術を活用するサービスの中で“原寸大”で表示するシステムを選んだのはなぜ?
何を制作するか関係者でアイデアを出し合い、当初は…
1)リフォームなどを想定した「床面への実寸大投射」
2)教育現場での活用を想定した「教育題材(人物や建築物など)の実寸大投影」
という、プロジェクターによる“原寸大表示”に取り組みました。
しかし、プロジェクターによる“原寸大表示”は、スクリーンとの距離という物理的条件に左右されることから、活用の場が限られます。
また、使用する際のセッティングにも、正確な調整を要します。
そこで、誰もが簡単に利用できる方法として、Web上で“原寸大”に表示できるシステムを試作することになりました。
――今回のようなWebサイトで活用するシステムをこれまでに開発したことは?
ありません。
――実用化が難しいとされているシステムにもかかわらず、実用化に近い試作品を開発できたのはなぜ?
システム設計・開発、ソフトウェア開発などを行う会社(エニーシステム)の協力を得ました。